最新トピックス
マイナンバーと年金情報
連携時期見直しも
日本に住む全ての人に税と社会保障の共通番号を割り振るマイナンバー制度を担当する甘利大臣は、2015年10月からのマイナンバーの通知などマイナンバー全体のスケジュールは変更しない、と述べました。
「年金へのマイナンバーの対応については、今回の検証を踏まえて導入時期を考えていきたい」(甘利明 経済再生相) その上で、2017年1月からマイナンバーと年金情報を連携させる予定となっていることについて、「年金情報の流出問題を検証したうえで対処したい」と述べ、導入する時期の見直しも含めて検討する考えを示しました。(H27.6.05)
平成27年度の年金受取額は増額
年金受給者の受取額が6月(4・5月分)から増えます。物価・賃金の変動に応じて、受取額は年度ごとに改定されます。平成11年度をピークに、徐々に下がり続けてきた受取額が、やっと増額に転じることになりますが、物価上昇分を考慮すると実質マイナスという指摘も。(H27.4.25)
国民年金保険料の2年前納制度
現在、最大で1年間となっている保険料前納について、割引額の大きな2年前納制度を、平成26年4月末の口座振替分から導入されることが決まりました。割引率は4.1%で検討されていて、毎月払いと比べて2年間で1万4千円ほどお得になる予定です。
国民年金保険料の後納制度について
過去10年分まで国民年金保険料が納められます。後納制度とは、時効で納めることができなかった国民年金保険料について、平成24年10月から平成27年9月までの3年間に限り、過去10年分まで納めることができる制度です。
後納制度を利用することで、年金額が増えたり、納付した期間が不足して年金受給をあきらめていた方でも年金受給資格を得られる場合があります。
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